mRNA ( メッセンジャーRNA ) 技術移転プログラムに携わる 200 名以上の海外参加者が、今週ケープタウンで初めての顔合わせを行い、WHOと医薬品特許プール ( MPP ) とが2021年 6月にプログラムを開始してからの進捗をレビューしました。
ケープタウンのAfrigenにおけるmRNA技術ハブ施設は、本プログラムによって実現したパートナーやメンターのネットワークのサポートにより、驚くべき変貌を遂げ、実験室スケールでのCOVID-19ワクチン製造プロセスの確立に成功し、現在、そのプロセスを第 I / II 相臨床試験で使用するワクチンバッチをGMP基準で製造するのに適したレベルまでスケールアップしています。並行して、Afrigenはネットワークパートナーへのトレーニングと技術移転を継続的に行っていく予定です。
今回の 5 日間の会議では、参加者が進捗状況を共有し、知的財産権問題や規制面など、本プログラムの持続可能性を実現するための重要な要素、またmRNA技術の科学、HIVや結核など他の疾患領域におけるLMICsに関連する主要なアプリケーションについて議論する予定です。