健康のための人的資源に関するグローバル戦略の採択から 5 年以上が経過したことを記念して、WHOは、4月 3日から 5日まで、ジュネーブで「第 5 回 健康のための人的資源に関するグローバルフォーラム」を開催します。
健康システムは、医療従事者の利用可能性、アクセス性、品質に依存しています。 しかし、医療従事者の慢性的な不足、教育 ・ 訓練への投資不足、低賃金、教育と雇用戦略のミスマッチが、大きな課題となっています。 COVID-19以前から過労と過小評価を感じていた医療従事者のうち、推定 50 % が新たな負担を強いられ燃え尽きたと、最新の数字が示しています。 これに対処するため、WHOは、すべての国に対して、現役労働者の 8 ~ 12 % に達するよう、保健人材を増やすよう勧告しています。
このフォーラムでは、健康とケアの労働力の課題に取り組み、「Working for Health 2022 – 2030」アクションプランの実施を進めるために必要な政策解決策、投資、マルチセクターパートナーシップを検討します。
本フォーラムのアウトカムは、2023年 9月に予定されている国連総会の「ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジとパンデミックの予防 ・ 準備 ・ 対応に関するハイレベル会合」に反映される予定です。