7月24日から28日まで各国政府 (IHR締約国 196 カ国) は、WHO国際保健規則IHR (2005) の 300 を超える改正案のうち相当数について、詳細な検討を続けました。
IHR改正作業部会 (WGIHR) は、衡平性、主権、連帯の原則の重要性に留意しつつ、IHRの実施における重大なギャップを埋めるという改正案のメリットについて徹底的に検討することの重要性を強調しました。 次回会合は10月に予定されています。
また、IHR改正プロセスと並行して、パンデミック協定とも呼ばれる「パンデミックの予防、準備、対応に関するWHO文書」の起草についても交渉が行われ、政府間交渉会議 (INB) とWGIHRは、7月21日と24日に合同総会を開催し、INBとWGIHRのプロセスと文書の関係や、両プロセスに共通する関心のあるトピックについて議論しました。