砂塵嵐 (SDS)

キーファクト(主要な事実)

  • 砂塵嵐 (Sand and dust storm,SDS) は、粒子状物質濃度を上昇させることにより、大気汚染に直接寄与します。 一部の地域では、砂塵が粒子状物質による大気汚染の主な原因となっています。
  • 粉塵排出の 25 % は、森林伐採、土地の劣化、持続不可能な土地管理、気候変動、水の不始末など、人間活動に起因すると推定されています。
  • 世界中で、3 億 3000 万人が毎日、風によって運ばれてくる粒子にさらされており、その距離は発生源から数千キロに及ぶこともあります。
  • 気候変動は砂漠化を助長し、砂塵嵐の頻度や広がりを増大させる可能性があります。 最近、WHO 東地中海地域およびその他の地域では、砂塵嵐の頻度、期間、強度の急増が観測されています。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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