毒蛇咬傷
キーファクト(主要な事実)
- 毎年、世界中で推定540万人がヘビに噛まれており、そのうち 180 万~ 270 万人が蛇毒の被害を受けていると推定されています。
- ヘビによる咬傷で毎年 8 万 1410 人から 13 万 7880 人の人びとが死亡しており、ヘビ咬傷に起因する手足切断や永続的な障がいの数はその約 3 倍にのぼります。
- 毒ヘビに咬まれると、呼吸困難をひき起こす麻痺、失血死を起こす出血性疾患、不可逆的な腎不全や、永続的な障がい、あるいは手足切断に至るような体組織の損傷を引き起こすことがあります。
- 農業従事者と子どもたちに最も危険が及びます。 多くの場合、子どもたちは、大人より体格が小さいためにより重篤化します。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。
厚生労働省検疫所ホームページ :ヘビ毒の抗毒素について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。